配送方法設定を失敗し、かご落ちさせてしまうお店とは? 

買い物カゴ

ネット通販において送料や配送方法の設定がとても重要なポイントであるのは誰もが知っている事実です。

特に個人で作るネットショップの場合は、規模も小さく単価も低い場合が多いので、
少しでも安い配送方法を提供できるよう頑張っている店長さんも多いことでしょう。

ですがせっかく頑張って安い配送方法を用意しているのに、ある「ポイント」がズレているために、
かご落ち(離脱)の原因を作ってしまっているお店をよく見かけます。

本日は、ありがちな「配送方法設定の失敗例」と、その改善策を解説していきます。

配送方法設定の失敗例とその解決法

せっかく安い配送方法を用意しているのにその努力が無駄になってしまう3つの例と、それぞれの解決方法をご紹介します。

 

選択肢が多すぎる

「配送方法が1種類しかないのは不親切だ。配送方法の選択肢が多ければ喜ばれるはず!」
という親切心からか、可能な限りの配送方法をいくつも並べているお店があります。

例えば郵便局の配送方法を利用しただけでも、

  • ゆうメール
  • ゆうパケット
  • 定形外郵便
  • レターパック
  • ゆうパック

など、5種類程度であればすぐに実現が可能になりますね。

 

ですが配送方法をたくさん用意することが、本当にお客さんのためになるのでしょうか。

 

配送方法は3つまでにしよう

たくさんの選択肢は一見親切に思えるかもしれませんが、5つや6つはあまりに多すぎです。
それは、配送方法の選択画面にたどり着いたお客さんの気持ちになれば理由がよくわかります。

買い物をしているとき、お客さんの気持ちはワクワクしていますね。
ですがそれが終わって購入手続きに進み、配送方法選択の画面に進めば、その気持ちはどうなっているでしょう。
そのワクワクはもう消えていて、一刻も早く、さっさと買い物を終わらせたいという気分になっているのです。

そんなときに「さあ、配送方法のラインナップは5つもあるんです!」と提示されても、選ぶ手間にイライラするだけです。

配送方法の選択肢は2~3つがBESTと心得ましょう。

(関連記事:配送方法の種類と特徴を知ろう! -ネットショップの基礎知識

 

説明が長すぎる

ゆうパケット

3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kgまで送れます。
発送後は追跡サービスにて配送状況のご確認をしていただけます。
ポストへの投函で配達が完了となります。配送途中に紛失、破損、事故があった場合の補償はございません。
尚、ゆうパケットはご注文の量が多く、ゆうパケットの規格内で入りきらない場合は、別の郵送方法にご変更させて頂く場合もございます。
送料は250円です。

※こちらの配送方法は信書が同封不可のため、納品書等は同封できません。
受注確定メール、会員ページにてご購入品をご確認下さい。信書につきましては日本郵便のホームページをご参照ください。

※当店は地球温暖化防止を目的とした、地球にやさしいエコ活動へ参加している為、エコ包装を心がけています。
その為簡易包装になりますので、緩衝剤等で包むなどはしておりません。ご理解ください。

これは実在するネットショップの文章をほぼそのまま記載したものです。

配送方法選択画面の「ゆうパケット」の項目1つだけでこれだけの長文が表示されるのです。

 

また、もちろんのこと配送方法は1種類だけではありません。このお店では合計5種類もあります。
ということはお客さんはおおよそこの文章x5倍を読まねばならないことになります。

もうこれはウンザリ以外の何物でもありません。

 

説明文は最小限に抑える

配送方法選択画面には本当に必要な情報だけを記載するようにしましょう。

例えば今回の例の場合、まず不要な箇所を削除すべきですが、
もしどうしてもこれらを全て記載したいという場合は箇条書きにするだけでも随分見た目が変わります。

ゆうパケット

送料-全国250円

・3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kgまで。
・追跡サービスにて配送状況の確認が可能。
・ポストへの投函で配達が完了となります。
・紛失、破損、事故があった場合の補償はございません。
・納品書は同封できません。受注確定メール、会員ページにてご購入品をご確認下さい。
・簡易包装となり、緩衝剤等で包むなどはしておりません。ご理解ください。
・ゆうパケットの規格内で入りきらない場合、別の郵送方法にご変更させて頂きます。

配送方法の説明は、シンプルに、かつわかりやすくが鉄則です。

 

送料設定が複雑すぎる

最後の例はこちら。
例えば定型外郵便を導入しているお店で、このように設定しているお店を見かけることがあります。

定形外郵便の送料

重量 規格内 規格外
50g以内 120円 200円
100g以内 140円 220円
150g以内 205円 290円
250g以内 250円 340円
500g以内 380円 500円
1kg以内 570円 700円

※34x25x3cm内が規格内

お買い物画面で表示される送料はあくまで「仮」です。
後ほど正確な送料をお知らせ致しますので、そちらをご確認下さい。

これは正確な送料をお客さんに請求するという親切心なのでしょうか。

ですが利用する立場になってみてください。こんな表示はわかりづらいことこの上ありません。
この表を見て、買い物しながら総重量を計算して自分で送料を予測しろとでも言っているのでしょうか。

また正確な送料が買い物後に通知されるというこのシステムは、どう考えてもお客さんにとって不安でしかありません。

 

一律が一番望ましい

例えばこれを思い切って

サイズ・重量に関わらず〇〇円
という風に、一律「〇〇円」としてみましょう。

お客さんの送料の平均を計算し、一律料金として設定するのです。

 

もちろん、全ての荷物を一律にすることは難しいかもしれませんが、
例えば250gまでは一律・500gまでは一律など、可能な範囲だけでも一律にすれば大変料金表がすっきりして見やすくなります。

定形外郵便の送料

  • 500gまで一律320円

※500gを超えますと、ご連絡の上、送料550円に変更させていただきます。

先ほどまで長かった文章がこれほどスッキリ見やすくなりました。

これならばわかりづらさも改善され、不安を感じる人もほとんどいなくなるでしょう。

 

これらの失敗例の共通点

以上3つの失敗例をご紹介しましたが、これらの失敗例の共通点がわかりましたでしょうか。

それは、これらが全てお客さんにとって「わかりにくい」ということです。

わかりにくいということは、一旦足を止めるということですので、
そこで考えることが面倒になったお客さんが離脱する(かご落ちする)可能性を高めてしまいます。

この記事を読んで下さった方はぜひ一度自分のショップに戻って、誰からみてもわかりやすい記載方法になっているかを再確認してみて下さい。







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