安売り戦略が必ず失敗に終わる3つの理由

お店を始めたころ私は強い思いがありました。

「1円でも安く販売したい!!!」

なぜなら私のお手本は街で見かけるお店だったからです。

 

近所の電器屋さん、ブティック、ドラッグストア、雑貨屋さん・・・

どこも「うちはとにかく安い!!」「今日もセール価格!! 」

そんな風に売り込みをしているところばかり。

 

このような店を手本にして、「安売りすれば売れる」と考えるのは私だけではないでしょう。

ですがこれを真似てお店作りをすると、のちのち泥沼にはまることになります。

安売りが悲劇を生む理由

「安売りはお客さんに喜ばれる!他の店よりリードできる!」そう信じて疑わない人も多いでしょう。

それなのにどうして【安売りは悲劇を生む】と言えるのでしょうか。

 

労働力が追い付かなくなる

安売り店にしたら儲けは少ないけどその分いっぱい働いたらいいよね。

なんて軽く考えていると痛い目を見ます。

もし他店の半額にした場合、他店の二倍の数を売らなければ同じ利益にはならないということです。

そのために必要な労働力は、同じく二倍にアップ・・・とは必ずしも言い切れませんが、梱包や検品の手間などを考えると間違いなく販売個数に応じて上昇します

 

一日は24時間。全ての人が共通して24時間しかありません。

その限られた時間内で、薄利多売で利益を上げようとするとどうなるでしょうか。

あまりの忙しさに他のことに気が回らなくなり、サービスの質を低下させてしまうかもしれません。

またその仕事量に耐え切れず、体を悪くしてしまう恐れもあります。

そうなったらお店の存続危機。元も子もないですよね。

 

 

商品価値を自ら下げる行為である

例えばあなたが果物屋さんに行った時、りんごが並んでいたとします。

すかさず値段を見ると1つ100円。

「お!安いな」と思って喜んでカゴに入れると、そのとき目に入ったもう一種類のりんごの値段が1つ200円。

説明を見ると、こちらは有害な農薬が一切不使用で、蜜もたっぷり入って甘いと書かれている。

さっきまで100円の安いりんごを見つけて喜んでいたはずなのに、「もしかするとこちらの200円のほうがずっとおトクなのではないか」と気が変わってカゴの中身を入れ替える、といった経験はありませんか。

 

 

このように一見他と比べて高い商品でも、その理由が妥当なものであれば、お客さんは高いとは感じないものなのです。

「高い、安い」という判断は、単純に額面だけで決まるものではありません。
その価格に見合うだけの理由があれば、お客さんは高いものでも「これは安い」とお得感を感じて購入に至ります

ということは、もしあなたが市場で通常1000円で売買されているものを、極端に値を下げて500円で販売してしまったとしたら・・?

本当は1000円の価値があるにも関わらず、「500円の価値しかないんだな」とお客さんに思わせてしまうということです。

 

あなたはお客さんのために必死に値下げしている。でも購入したお客さんはそのお得感に全く気付いていない。

となると一体誰が幸せになったのだかわかりませんよね。

 

安くないものは一切売れなくなる

三つ目の理由は、安売りばかりをしていると、あなたのお店が「安売りの店」というレッテルを貼られるからです。

つまり、「安い」があなたのお店の「ウリ」になってしまうのです。

お客さんはひたすら安さを求めてくる、セール品しか買わない人が集まってくる、その結果価格が少しでも高くなると全く売れなくなる・・・・・。

お店のウリである「安さ」を維持するために常にあらゆる店と価格競争をし、そこより1円でも安く販売しなければお客さんは買ってくれなくなるのです。

 

あなたはそのようなお店を作りたいですか?

 

他店と差別化をするには、価格以外にも勝負できる点はたくさんあります。

商品の質、スピーディーな対応、親切な応対・・・

またメルマガやブログが充実していたり、アフターケアを売りにすることもできるでしょう。

忘れてはなりません。

あなたの売り方で、来店するお客さんの質は変わるのです。







シェアして頂けると飛び上がって喜びます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です